【必読】なぜ今、Aura ではなく LWR を選ぶべきなのか?

【爆速検索】LWRサイトの「グローバル検索」設定と、CMS・CRM横断検索を有効化する手順

A sophisticated, editorial-style 3D digital illustration representing a high-speed unified search engine. In a minimalist, futuristic tech environment, a sleek and glowing search bar floats as the central focus. From this search bar, vibrant streams of light and data flow outward, connecting two distinct digital realms: one side features stylized holographic icons of databases and customer profiles representing CRM data, while the other side features floating digital documents and media files representing CMS content. The atmosphere is clean and professional, using a color palette of deep navy, electric blue, and translucent white. Dynamic light trails and a slight motion blur effect convey "lightning-fast" performance and seamless data integration. The background is a soft, dark gradient with subtle geometric patterns, emphasizing a modern and efficient user experience. コンテンツ・CMS

この記事はバージョン Winter ’26 において執筆しています。
現在の動作と異なる場合がありますので、ご認識おきください。

Webサイトの訪問者は、多くの場合、すぐに答えを見つけたいと思っています。そのために最も重要な機能が 「検索」 です。

LWRサイトの標準検索機能は、そのアーキテクチャのおかげで非常に高速であり、また設定を行うことで、サイト内で利用している CMSコンテンツ(記事など)と、SalesforceのCRMデータ(ケースや商品情報など)を横断して検索 できる強力な仕組みを提供します。

その設定手順は Aura サイト時代とは大きく異なり、直感だけでは完了できないステップがいくつか存在します。

この記事では、LWRサイトで標準の検索コンポーネントを設置し、検索機能全体を有効化して、訪問者に最高の検索体験を提供するための手順を解説します。

LWRって何?どんなメリットがあるの?
そんな疑問を解決するにはまずは以下の記事をご覧ください。
Salesforce LWRとは? Experience Cloudの次世代ランタイムを徹底解説

検索機能の基本構造を理解する

LWRサイトの検索は、主に以下の3つの要素で構成されます。

  1. 検索ボックス: ユーザーがキーワードを入力する窓。
  2. 結果レイアウト: 検索結果を表示する受け皿。
  3. 検索設定:
    • CRMデータ: 「検索マネージャー」で定義します。
    • CMSコンテンツ: ビルダーで「インデックス」を構築します。

実装①:検索ボックスをヘッダーに配置する

ヘッダーに検索ボックスがない場合は追加します。

  1. エクスペリエンスビルダーを開き、「テーマレイアウト」「ヘッダー」 セクションに移動します。
  2. コンポーネントパネルから 「検索ボックス (Search Box)」 を検索し、ヘッダー領域の適切な位置(通常はロゴやナビゲーションの近く)に配置します。
  3. プロパティパネルで、表示するテキスト(例: 「サイト内を検索」)やスタイル(アイコンの色、配置など)を調整します。

実装②:検索結果ページを作成する

検索ボックスは、キーワードを入力した後、専用の 「検索結果ページ」 にユーザーを誘導します。このページを作成します。

  1. ビルダーのナビゲーションメニューから [新規ページ] > [標準ページ] を選択します。
  2. ページ種別として 「検索」 ページを選択し、作成します。
  3. 「検索レイアウト」 コンポーネントを配置してプロパティを指定します。
  • 新規ページ
  • Search を指定
  • 情報を入力
  • 検索レイアウトを配置

実装③:データソースの設定

配置した「結果レイアウト」コンポーネントをクリックし、プロパティパネルの 「結果ソース」 を設定します。

パターンA:Salesforceレコード (CRM) を検索する場合

LWRサイトでレコードを検索させるには、Salesforce設定の 「検索マネージャー」 を使用します。

  1. 「結果レイアウト」コンポーネント内の「検索マネージャー」リンクをクリックします。
  2. [新規] をクリックし、設定名を入力して、種別で 「LWR エクスペリエンスサイト」 を選択します。
  3. 検索対象にしたいオブジェクト(ケース、取引先、ナレッジなど)と、検索可能にする項目を選択して保存します。
  4. ビルダーに戻り、「結果レイアウト」コンポーネントのプロパティで:
    • 結果ソース: CRM オブジェクト
    • 検索設定: 先ほど作成した設定名を選択します。
  • 検索マネージャー作成
  • LWR エクスペリエンスサイトを選択
  • 検索結果に表示するオブジェクトを選択

パターンB:CMSコンテンツ (ニュース、ブログ等) を検索する場合

CMSコンテンツを検索させるには、「検索インデックス」 の構築が必須です。

  1. 「結果レイアウト」コンポーネントのプロパティで 結果ソース: CMS コンテンツ を選択。
  2. ビルダー左側の [設定] (歯車) > [検索] をクリックします。
  3. 「インデックスを再構築 (Rebuild Index)」 ボタンをクリックします。
  • 検索インデックスを構築
  • 構築完了
DXforce Point

CMSコンテンツを新規作成・更新しても、この「インデックス再構築」ボタンを押すまでは検索結果に反映されません。 運用時は、記事公開のたびにここを押す必要がある点を覚えておきましょう。

動作確認

最後にサイトを公開して検索動作を検証してみましょう。

CMR検索とCMS検索において、入力した語句に応じた結果を表示していることがわかります。

  • CRM検索結果
  • CMS検索結果

まとめ

LWRサイトの検索設定は、以下の3ステップを確実に踏むことが重要です。

  1. 検索ページを作ったら、「結果レイアウト」 を手動で置く。
  2. CRM検索は 「検索マネージャー」 で設定を作る。
  3. CMS検索は 「インデックス再構築」 を忘れない。

この仕組みさえ理解すれば、LWRサイトならではの爆速かつ柔軟な検索体験をユーザーに提供できます。

参考URL

Experience Cloud サイトの検索のカスタマイズ

LWR サイトでの CMS コンテンツ検索の設定

DXforceの管理人

福島 瑛二

2013年にJavaエンジニアとしてのキャリアをスタート。2019年にSalesforceと出会い、Salesforceエンジニアの道へ。

デザインや UI/UX の観点からもシステムを捉え、ユーザーにとって心地よい体験を実装することにやりがいを感じています。

CRM(顧客データ)や Data Cloud と連携した高度なサイトを目に見える形で表現できる Experience Cloud に大きな可能性を見出しており、バックエンドのデータ構造とフロントエンドの表現力を極めることがこれからの Salesforce エンジニアに求められるスキルだと確信しています。

Trailblazer: efukushima

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